


中国の地震被害はどこまで拡がるのでしょ
う。ニュースではガレキのそばで人々が途方
にくれています。ヒト、モノ、カネ…日本か
らの速やかな人道支援を期待しながら、千円
募金しました。
ともに地震多発地帯ですから明日はわが
身の覚悟が必要ですが、とくに下北半島は
原子力施設が密集しています。人間が都合
よく想定した基準を、あざ笑うかのように
トラブルや災害が起きます。
原子力施設のある自治体は財政面で充実
していますが、救急面ではとても貧弱です。
六ヶ所村や東通村の人々は診療所程度の医
療施設で満足しているのでしょうか。むつ
市や大間町の人々は緊急避難路のない環境
に不安はないのでしょうか。
何十億円かの漁業補償がまとまったそう
ですが、下北半島で暮らす人々の安心と安
全には誰がお金を出すのでしょうか。国策
を受け入れる前提条件の第一項目になぜ皆
さんは「道路と病院」を求めないのでしょ
う。
大切な家族とこの地に住み続けたい…
可愛いわが子にきれいな自然を残したい…
しかも原子力とは共存したい…私には矛盾
に見えます。せめて再処理の着手は、地震
と放射能への救急態勢を万全に整えてから
にしてくれませんか。
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