2008年5月13日火曜日



十字路交差点に信号機設置して     朝日新聞 2008年05月13日
 十和田市の市立三本木小学校に近い通学路にある交差点に信号機がなく、「登下校の子どもたちが危ない思いをしている」として、学区内の住民有志でつくる「ひよっ子を守るババの会」(日野口泰子代表)が12日、市長と十和田署長に、2048人分の署名とともに、信号機の設置を要望した。 この交差点は、同市東十三番町の都市計画道路「3・4・2号下平・東小稲線」と、通称「三小通り」が交差する場所。下平・東小稲線が今年3月に開通し、十字路になった。下平・東小稲線側に一時停止の標識があるが、信号機は設置されていない。

 交差点で学童の横断を誘導している学童擁護員の女性は「一時停止をしないで直進、右左折する車両が多く、登下校の子どもたちが、はらはら、どきどきしながら渡っている。危険きわまりない」と話している。 このため、同会が今月1日から信号機の設置を求める署名活動を始め、10日までに2048人分の署名が集まった。  同会は、信号機の設置とともに、朝夕に警察官が交差点に立つことや、ドライバーに注意を促すため、道路わきに電光式の警告板を設置し、横断歩道手前の路面に凹凸を設置することなど、7項目を要望した。
 要望を受けた中野渡春雄市長は「私も何回も交差点を見に行った。三本木小や同小PTAから信号機設置の要望が出されている。市でも十和田署や県に要望しています」とこたえた。     

また、十和田署の今豊署長も「署の最重点項目として県公安委員会に信号機設置を要望している。私も市民の1人として、強くアピールしていきたい」と述べた。
 信号機は、県公安委員会が設置するかを決める。 
日野口代表は 「毎日、子どもたちが事故に遭うのではないかと心配でたまりません。子どもが安心して通学できるよう、信号機の設置をお願いしたい」と話していた。

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