2008年5月4日日曜日

バカにされたもんだね アメリカになめられてさ


誠意が見られぬ 米軍の謝罪姿勢

 ●在日米軍関係者による犯罪がわが県でも
頻発している。三月のひき逃げ事件は自分の
朝の散歩道でもあったのでドキッとしたが、
今度は八戸でわいせつ事件だ。長引くイラク
戦争で心身が荒廃しているにしても、日本を
守る番犬にこうも噛まれちゃたまらない。

 ●発生当日にマローン副司令官が謝罪する
姿を報道で見て、ずいぶん早いな…と思う反
面、いくつかの点で奇異に感じた。謝りに行
く相手はいつも市長だが、なぜまっ先に被害
者宅に行かないのだろう。代わりに市長が詫
びに行くのだろうか。

 ●八戸市長も三沢副市長も強い口調だった
というが、市民の強烈な怒りを代弁している
ようには見えない。それがオトナの応対だと
言うなら厳しい追求は報道の出番なのだが、
米軍は報道との質疑を拒む。これでは私たち
の知る権利はないに等しい。

 ●四月のつがる市での住居侵入事件では、
通信所責任者のハンター大尉が市長に謝罪し
た。この様子も非公開だったし、その四日後
に開かれた米軍と地元の連絡会も非公開だっ
た。何より驚いたのは大尉が青い作業衣姿だ
ったことだ。日本スタイルの情報公開の常識
や陳謝の様式を、米軍に教えるのは誰の仕事
なのだろうか。

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