2008年5月10日土曜日

オラぁ こんなマヂ イヤだ ♪



 
 ●半世紀前の県の人口は約百四十万人だっ
たが、一時期増加したもののやがて減少に転
じ、先月その百四十万人を割ったそうだ。一
方で六十五歳以上の比率は4%から24%に増
えたという。三村知事は、人口減は全国的な
もの…と言うがそれで良いのだろうか。私に
は青森県から逃げていく人の心が見える。

 ●高齢化社会を支えるのは若い世代だ。相
手に恵まれ結婚できても、子どもを産む病院
が近くにない。子育てに欠かせない小児科医
が足りない。けがをしたり病気になっても、
麻酔科医の手配がつかず手術もできない。

 ●県内の事業所数と従業者数はともにこの
五年間で約8%減っている。三月議会で知事
は「次世代型の自動車関連企業を誘致する」
と表明した。汗を流して「クリーンな農水産
物です」とトップセールスしても、原子力施
設との共存では矛盾することに気がついたの
だろうか。   

 ●五十年前と比較すると、五市二町以外は
軒並み人口減だ。団塊の世代を移住させる…
とか、わが子や孫を定着させる…とかの政策
が聞こえる。ではその決め手は何だろう。豊
かな自然か、美味しい食材か、それとも優し
いもてなしの心か。いずれにしても「放射能
と共存する街」ではダメなことは確かだ。

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