2008年7月10日木曜日

お風呂の料金って 知事が決めることなの?



入浴料金の改定 知事判断は不要

 ◇都会からUターンして驚いたその一、ほ
とんどの家に立派なバーベキューセットがあ
ること。その二、ほとんどの車にオフロセッ
トがあること。さっそく両方を買い揃えて、
なんとなく村人に戻った気がした。

 ◇旧天間林村を囲む七戸・上北・東北町は
温泉の数も種類も豊富で、しかもほとんどの
入湯量が二百円台ときている。良質の湯と格
安の料金だから、仕事帰りにザブッと家族で
ガヤガヤと、温泉も顔馴染みでにぎわう。

 ◇一日の夕刊に県内の公衆浴場経営者の組
合が、三百九十円の入浴料金を四百三十五円
に値上げしてほしい…と県にお願いしたとあ
った。疑問に思ったのは、なぜ許可制なのか
だ。聞けば「物価統制令」とかに基づくとの
ことだが、なんとも古くさい。しかも傘下の
組合員は約百軒で、他の多くの業者は自由に
価格を設定しているというではないか。

 ◇このあと「入浴料金協議会」という第三
者委員会を開き、その上で三村申吾知事に判
断させるというのも仰々しい。知事には使用
済み核燃料の再処理の本稼動を控え、安全協
定の締結という重い重い判断が控えている。
フロ代は業者の自由でいいじゃないか。それ
でなくても公務多忙のせいか、このごろ知事
の肌つやは良くない。

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