2008年7月7日月曜日

あおもりねぶた こんなんでいいの?



あおもりねぶた あり方に疑問

 ●前期試験に取り組んでいる大学生の楽し
みは、試験開けの青森の暑い夏だ。全国から
あつまる北里大学生に青森ねぶたを体験させ
ようと、コンビニの一角にポスターを飾りD
VDを流しガイドを始めて六年になる。

 ●ハネト体験は年を追うごとに好評で先輩
から後輩にうけつがれ、家族を呼び寄せる学
生も増えている。学生時代に青森びいきにな
れば、卒業後は全国に派遣する観光大使だ。
そんな思いで夏を待つのだが、首をかしげる
ことが二つある。

 ●大晦日のナイタースキー場に高さ七㍍の
大型ねぶたが繰り出し滑走する写真を見た。
ハネトは防寒衣の上に浴衣を着て長靴を履い
ている。大勢の宿泊客が喜んだ…との記事を
読み違和感を覚えた。観光のためなら「何で
もあり」なのか。

 ●もう一つは、ねぶたミュージアムだ。そも
そもの発端は北国型集合住宅の建設で、長島
小学校跡地ありき…が問題になった。そこで
場所を青森駅に変えたが、いつの間にか観光
施設に変化した。頓挫から変更…と聞けばな
にらむつ小川原開発を連想するではないか。

 ●ねぶたは夏の風物詩だ。狂喜乱舞し汗を
流し燃え尽きるから楽しいし、思い出にも残
る。保存や伝承が目的ならむしろ、アスパム
裏のラッセランドを年間施設にしたほうがい
い。五十六億円の使い道は市民に聞け。

0 件のコメント: