2008年9月28日日曜日

県境のあらそいごとは トップ同士で解決を




お隣り同士だ 話せばわかる 
 前町長さんに誘われ、ワインとミルクと
新エネルギーの葛巻町に出かけました。三戸
と二戸をまたいでも県境は意識しません。
 十和田湖の県境問題が秋田県と解決したと
思ったら、今度は漁業がらみで岩手県と海境
を争っています。岩手県は一九五一年に両県
の海区委員会が定めた「陸の県境の真東線
ら11.5度北側の線」を主張。青森県は一九八
に両県の漁業者が合意した「陸の県境
ら真東に伸ばした線」を主張し譲りません。
    
 県境といえば二戸市と田子町にまたがる産
廃問題ですが、投棄現場に隣接する牧草地の
土壌調査を求め、二戸市長さんらが青森県庁
に出向いたのは昨年の七月した。ヶ所村
の再処理工場から出る放射能には県境がない
ので、それを心配する三陸海岸の漁業者たち
が、何度も庁を訪ねています。どちらも青
森県の応対は部課長どまりです。    
     
 44歳の達増さん、若い方から声をかけてみ
はいかがですか。52歳の三村さん、学部は
っても東大の後輩ですよ。ここはトップ会
で一気に懸案を片付けましょう。隣り同
の争いをよろこぶ人はいませんから。

2008年9月26日金曜日

最後のサプライズ… 拉致に挑む


小泉首相は 余生を拉致に
 前略、小泉純一郎さん。政界引退と聞きました。
自身の影響力の衰えを悟ったのか、次男への継承時
とみたのか、しょせん心の中は覗けません。頂点を極
めた人はそのあとのの振り方が難しいものですが、
何を考えていますか。  
                
 小泉さんは「郵政営化」と「北朝鮮の拉致問題」
を歴史に残しましたが、いずれも功罪あい半ばし評
も分かれるでしょう。特に後者では拉致被害者の帰
のために二度も朝しその行動力には拍手を惜しみ
せんでしたが、見事だっただけにそのの停滞ぶりが
目立ちます。   
                   
 小泉さんはもしかして、拉致問題解決に余生を賭け
るつもりなのではないですか。多くの政治家が政局に
夢中になっているのを尻目に、ときに穏やかな表情を
見せる小泉さんはどこか別の世界にいるようです。 
     
 小泉さん、拉致問題は日本の主権をかけた闘いです。
自民党の政権が続こうが民主党に代わろうが必ず解決
しなくてはなりません。「それをやるのはオレしかい
ない」と身を賭す覚悟をしたのではないですか。 
     
 小泉さん、肩書きもなく土産も持たず丸で挑むの
勇気が要りますね。拉致被害者の族たちは高齢で
絶望感を抱いていますが、れが取って置きのサプラ
イズだとしたら日本は救ます。詮索ご容赦…草々    

2008年9月14日日曜日

ムスコよ マゴよ ヨメさんよ




若者の山車作りは一段と上手くなり

太鼓をたたく子どもたちに汗が輝いて

年に一度のお祭が終わりました

この地に嫁いではや三十七年

ムスコも三人の父親になりました

小さいころからお祭好きだったムスコ

大人をまねてリヤカーに山車をつくり

何やらバンバンバンと練り歩き

どこかにリヤカーを置き忘れては

じいちゃんにどなられ泣いていたムスコ

十五を過ぎたら「メシ、フロ、カネ」

心かよわぬ宇宙人になったムスコ

十八過ぎ労働者になれば汚れ物はドッサリ

ムッスリ無口に腹をたて

もうお前の分は洗わない…と言えば

老後のめんどうは見ない…と切り返す

やがてどこからかヨメを連れて来て

宇宙人が夫になり父親になり

ぎょうぎが悪い…と子を叱っている

あの子を大人にしてくれた

ヨメさんありがとう

三人ものマゴをかまわせてくれる

ヨメさんありがとう

マゴが私の手を引っ張るのよ

バアちゃん祭りに行こう…ってさ

ヨメさんありがとうね

いいおばあちゃんするから

老後もおねがいね

高値でもこまる 安値でもこまる わがままな私たち


豊作を憂えて 旬をいただく

 キュウリ持って来たよ!ナスはどう?トマ

トは…と、家庭菜園の友人たちが分けてくれ

るので夏の食卓は野菜であふれる。でっかい

夕顔は食べきるのに苦労するほどだが、旬の

めぐみは美味しさと経済が両立するのであり

がたい。

九月になったらサンマの出番がやたら多い

ので家内に聞くと、銀色のピカピカが百円

しないという。お魚大好きの私としては大歓

迎だが漁業者の身を案じる。燃料費高騰で大

変だと一斉休漁し窮状を訴えたのは八月だっ

た。この値段から推察すると大豊漁なのだろ

うが採算割れに違いない。そういえばこの夏

はダイコンが暴落し、知人も出荷をあきらめ

畑にすき込んだ。

高値でも安値でも困るとはいっても、農業

も漁業も自然相手だから妙手はないだろう。

せめてわが家で出来ることはと考え、お米を

もっと食べる、野菜も魚も旬のものを食べる、

近くでとれたものを食べると決めた。幸いに

して家内は料理自慢だ。飽食番組やグルメ情

報に目をつむるのはちょっとさみしいが。

2008年9月13日土曜日

放射能 残留農薬 基準値 安心と安全 三笠フーズ



農薬も放射能も どちらもゴメンだ
 ●少しでも安全で安心な食べものをと思い
お米や野菜を無農薬で作り続けています。
気な草に毎日ヘトヘトですが、お客様から届
「おいしいよ」が励みになります。そんな
思いの農業者にしてみれば、汚染米事件は想
像もつかない世界の話ですが、ちょっと気
なることがあります。
 ●京都市の介護施設や保育園で食事に出さ
れた事故米から、あの有名なメタミドホスが
検出されましたが、市は「毎日、一生食べ続
けても健康に影響はない」と言います。三
フーズの幹部は「一年寝かせれば自然分解で
毒性が薄まるので、基準値の0.01ppmまで下
ってから出荷した」と言います。「人体に害
がないんだから」との意味ですね。
 ●どこかで聞いたことが…と思い至りまし
た。「煙突から空に放出するが充分に薄まる」
「海にも放出するが充分に薄まる」。使用済
み核燃料の再処理工場から出る放射能につい
て、安全性を説くときに使う言い回しです。
 ●放射能は猛毒だけど薄まれば心配ない、
もしそうなら農薬も薄まれば心配ないことに
なりますね。農薬は薄まってもイヤだ、とい
うなら放射能もイヤじゃありませんか。どち
らもゴメンだわ…というお客様に支えられて
私の田んぼはあとひと月で収穫祭です。

2008年9月12日金曜日

悪行の公務員 名を…名をなのれ~


公務員の不祥事 氏名を公表せよ

 田村充治教育長や県教委幹部らがテレビ

メラの前で深々と頭を下げている。県立養護

学校と県立高校の事務職員が横領したことを

「おわびする」光景だがどこかおかしい。謝

るべきは罪を犯した当人ではないか。

 相次ぐ公務員の不祥事には驚かなくなった

が、相変わらず犯罪者の氏名が公表されない

ことには腹が立つ。当時の校長は氏名が発表

され社会から管理責任を問われ、一方で当人

は名前を隠され世間から護られている。

 先ごろ警察官が児童買春で逮捕されたが陳

謝したのは県警の山本博之警務部長で、当人

の名前は伏せられたままだ。隣町では消防本

部の副士長が飲酒運転で懲戒免職になったが

やはり氏名は伏せられたままだ。同じ罪状で

も民間人なら氏名は公表されるのに、実に不

可解だ。

 そう悩んでいたら身近なところに例外があ

った。十和田市の部長が飲酒運転で警察に摘

発され市へは自ら報告した。だがなぜか氏名


が公表された。仕事振りも良く人望があった

だけに惜しいのだが潔くもある。

 公務員を雇っているのは市民だ。市民の期

待を裏切る公務員は要らない。公務員の不始

末はすべて公開し、もっともっと厳しく罰す

るべし。公務員になりたい人はいっぱい居る

のだから。

2008年9月10日水曜日

一枚岩にひび? 仲間割れかな?



俗に「原子力村(むら)」とか「電気事業村(むら)」とか言います

護送船団よろしく徒党を組んで助け合って国策にまい進するスタイルです

仲間内でトラブルがあっても大抵は「マアマア」「ナアナア」で済ませます

仲間同士が本気っぽくやりあうことは「めったに…」有りません

その「メッタニ…」が見れるなんて、これは貴重な出来事ですね

浜岡原発五号機が06年夏のタービン事故で約十ヶ月停止していましたね

停止中は火力発電を臨時稼動させ電力不足を補っていましたが

その割高についた費用を「賠償せよ」との訴訟が起きたのです

訴えたのは中部電力、訴えられたのはタービン製造元の日立製作所

請求額は418億円、難しく言えば「逸失利益の賠償請求」

この理屈で言えばあちこちで起きたトラブルは

被害社が原因社を訴えてもおかしくない事になりますね

いやもともと、訴えないことが「おかしい・・・」ことでした

さかのぼれば「核燃料プールの不良溶接・・・」

あの遅れで日本原燃が被った被害額はハンパじゃない

でも他社へは損害賠償もおこさず、

身内で不祥事があっても背任罪で訴える古こともしなかったですね

一蓮托生の仲良しクラブだとばかり思っていましたが

もしかしてこれからは「訴訟」が当たり前になるかもしれません

事業者の不手際で遅れがでたときなど

税収や交付金なのどにも遅れが出るわけですから

あてにしていたお金が入らない・・・と自治体が訴える事になるかも

ハイ 長くなりましたので終わります

2008年9月6日土曜日

無投票はゴメンだね 一本化の画策するなよ

十和田市長選は 現職も出馬せよ

 オラがリーダーを決めるのに自分の一票が

生きる、これが民主主義の醍醐味だ。生まれ

てこのかた棄権をしたことがないのが自慢だ

が、選挙がなければそれも果たせない。とこ

ろが来年一月の十和田市長選挙に名乗りを挙

げたのが、新人一人だけなので気がかりだ。

 現職市長は通算三期で十年目に入る。財政

難の赤字体質を打開すべく日夜誠実に努めた

ことは認める。だが基金は減るばかり、病院

は出来ても医者不足、美術館は賑わっても古

い商店街は静まり起死回生にならず、大型ス

ーパーとパチンコ店だけが栄える。

 十和田市には難問が山積している。頑張ら

なければならないのは市民だが、混迷してい

る時こそ明晰なリーダーの存在が望まれる。

現職は七十歳。いっとき健康不安を伝えられ

たがニュースで見る限り元気そうだ。これだ

けやり残しがあるのだから「もう一期やらせ

てくれ」と名乗るべきではないか。

 すでに名乗った新人は六十一歳、十和田市

の基盤産業である農林畜産業を得意とすると

聞く。〇五年一月の市長選は無競争で、五万

五千三百五十五人の市民は選ぶ権利そのもの

を奪われた。ここで願うのはただ一つ。「候

補者を一本化する画策だけはやめてくれ」。

青森市長選は十和田市と構図が似ているが、

国政では自民党総裁候補が五人も出ている。

市民が期待するのは活発な論戦だ。