
減らぬ万引き ぬるい対策
小、中、高校生が万引きで検挙・補導され
た千人あたりの人数が、青森県が東北ワース
トワンだとのニュースに違和感を覚えました。
昨年一年間で高校生千人あたり約五人だそう
ですが、検挙や補導率が高いのは青森県の店
舗の監視や通報体勢がしっかりしているから
だとは考えられないのでしょうか。
別の数字では中学生の検挙・補導数は二百
四十七名です。全県合わせて一日ひとり足ら
ずとは少な過ぎやしないでしょうか。データ
は疑ってかかるとキリが有りませんが、万引
きの被害数とはずいぶんかけ離れているので
はないでしょうか。
県警では盗まれにくい陳列を指導したり、
JUMPチームの活動を支援するそうですが、
ナマぬるいのではないでしょうか。警察が万
引き犯の心理を知らないはずはありません。
コンビニ経営の経験から言うと、犯人がも
っとも嫌がるのは「親への連絡」で、もっと
も喜ぶのが「穏便なはからい」です。出来心
なのか悪質なのか他人には分かりませんし、
放免されて舌を出す人もいます。刑法の改正
で罰金刑を課す道が開けました。懲りない万
引き犯には淡々と「窃盗罪」を適用すること
をお勧めします。
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