2008年10月30日木曜日

日本原燃に小ばかにされる人々




日本原燃PRセンターへ行かれたこと、ありますか
体験したみなさま、感想はいかがでしたか
コンパニオンはていねいに説明してくれましたか

実はあのPRセンター・・・・このごろやる気がないのです
というか「本気で理解してもらう」姿勢が薄いのです

いま、関心が高いのは「ガラス固化体」ですね
PRセンターでごらんになりましたか?
あのセンターは平成3年にできました
ガラス固化体の模型もその時のままです

ところがあの模型は
今、作業中の仕組みとは・・・「大違い」なのです
あの模型には、話題のノズルもコイルもありません
溶液の流れ落ちる部分そのものが
すっぽり筒で覆われているので見えません

ですからコンパニオンに
「どこが問題でトラぶっているのか?」質問しても
模型では説明できないのです
かといって補うためのパネルもありません

10月19日に都会の若者たちを案内し
そのことを指摘したところ
案内した江口嬢はキョトンとしていました
おそらくそういう質問自体
見学者からはほとんどないのでしょう

日本原燃そのものが市民を小ばかにしている
恰好の事例ではないかと思っています
かなり厳しく糾弾しておきましたから
近々に手を打つとは思いますが・・・・
(模型を作り変えるか、模型を撤去するか)

フランスの再処理工場を視察した人々は口々に
「事業者と地元民との交流が充実している」と言います
「日本にはそれが欠けている」とも言います
でも、改善に着手したという話は聞きません

日本原燃も、青森県も、
県民と真摯に対話する気などさらさらない、その証拠ですね

ガラス固化体の試運転状況について
そのつど原燃はプレスリリースを行っています
でも県民に説明する気は、これまたサラサラないようです
ずいぶんなめられたものです
プレスに説明するのとは別に
県民に説明し理解を求めるのが先でしょうに
それを求めない県民もまた、ぬるくなっているようです

以上二点を、私は痛切に反省しております
反省した以上は、行動しなきゃなりませんね・・・・
寒くなったけど、ひさびさに
原燃に出向く時期が来たようです

2008年10月23日木曜日

新幹線 駅名論争より 活用に英知を集めよ

新幹線駅名より 活用に英知を



 ◇上野駅まで夜行列車で十二時間もかかっ

た昔が遠くなり、今では八戸市までわずか三

時間。もうあと二年で青森市まで結ばれると

いうのに、新駅の活用がもたついています。

とくに七戸町にできる新駅については、駅名

ですったもんだしているありさまです。

 ◇かつて七戸町と天間林村と上北町と東北

町が合併を模索していたとき「新町名には四

町村の名前は使わない」と決めました。無益

な町名争いを避ける賢明な判断でした。かた

や十和田市と十和田湖町が合併するとき合併

協議会は多くの時間を市名論争に費やし、肝

心の新市運営の協議は疎かになりました。

 ◇新駅名に「単独の七戸」を推す声は旧七

戸町内に多いようですが、旧天間林村は議員

も商工会も「単独」にはこだわっていません。

七戸町長自身「七戸町に駅舎ができるのは上

十三地域みんなの協力のおかげだから…」と

「十和田を加えた駅名」を主張しています。

 ◇新駅には八戸駅も青森駅もマネ出来ない

広い駐車場と大きな産直施設が隣接します。

大勢の観光客を迎えたり見送るには最適な環

境です。この二十八日には上十三地域広域市

町村圏協議会が開かれますが、首長さんたち

は新駅をいかに活用するかにエネルギーを集

中すべきです。開業までたった二年です。

2008年10月9日木曜日

お寺の文化祭は 檀家が主役です



食欲の秋、スポーツの秋と人さまざまですが、
私のまわりには文化がいっぱいです。
市の大きな会場でも毎週のように文化展が行われます。
でも私のお気に入りは旧十和田湖町役場からちょっと南に入った、
古いお寺の小さな文化祭。

 メインは生花の展示なのですが、
使われるお花や木のほとんどが里山や庭先にあるものばかり。
持ち込んだ檀家の人々とお寺の奥様が
力をあわせて活けこんだ力作が、座敷や廊下にずらり。
特別でない、ありふれた素材が誇らしげに迎えてくれるのです。

 ホールでは毎年ご近所のコーラス愛好会の人々が歌を披露してくれますし、
去年はフリュートの演奏が響きました。
今年は10月19日に「まみしぐ、さがしぐ、あずましぐ、たのしいふる里ことば」
の演題で渋谷伯龍先生の講演もあります。

 檀家はお寺とふだんから仲良しで、納骨堂の空きスペースには
パッチワークとか人形などの手芸品や、拾った石や思い出の小物などがびっしり。
「これもお布施のひとつ」とご住職が喜んで受け入れてくれるそうです。

 檀家とお寺との距離が遠くなるばかりのこの頃ですが、
素朴で素直で素晴らしいこの関係を知って何度目かの秋を迎え、
独り占めできなくなりペンをとりました。