三沢市の日常 命がけの裏表
●基地のアメリカ人が外食を楽しむからだろ
●基地のアメリカ人が外食を楽しむからだろ
うか三沢市には食事どころが多い。お店で外国
人家族と隣り合わせるのは良くあることだ。会
話の内容は分からないがみんな楽しそうで、ひ
とたび軍服を着れば命がけの職務だとは想像し
にくい。
●二十日の某紙「アフガンで秘密任務」は衝
●二十日の某紙「アフガンで秘密任務」は衝
撃的だった。三沢基地からイラクに派遣されて
いたF16戦闘機が昨年の八月、アフガニスタン
を爆撃したというのだ。夜間の山間地を往復七
千㌔も飛んで精密な爆撃をする。三沢基地の戦
闘航空団のレベルが高いことを喜ぶべきなのか、
迎撃される危険と背中合わせの任務であること
を憂うべきなのか。
●この事実は米国が積極的に公表したもので
●この事実は米国が積極的に公表したもので
はなく、米軍資料を丹念に読み進めた結果明ら
かになった。記事の解説欄には某紙編集委員の
実名があった。八年前の一月にセンセーショナ
ルな「三沢基地40年目の真実」を書いた記者だ。
これだけ専門的な記事を書く記者を抱える某紙
の懐の深さに驚いたことを覚えている。
●「基地とは共存だ、軍事機密だ」と言われ
●「基地とは共存だ、軍事機密だ」と言われ
目をつむりがちな社会で、真実を伝えるには勇
気が要る。「共存と機密」のベールと言えば、
わが県には原子力事業もある。どちらのペンに
も県民の期待は大きい。
某紙 東奥日報さん
記者 斉藤光政さん
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