八戸市長選の告示を控えた十六日、某紙に
立候補予定者の座談会が載り、ひと目見ただ
けで素晴らしい企画だと分かりました。行政
のリーダーを選ぶためにさまざまな機会が用
意されていますが、いずれも欠点が多かった
からです。
支援者だけ会合では威勢のよい主張とガン
バローがメインですし、選挙戦で街中にこだ
まするのは名前の連呼です。誰を選ぶか決ま
っている人も迷っている人も、候補者の主張
をよく聞きくらべたいと思っています。
そんなニーズに応えて十二日には公開討論
会が開かれましたが、会場に足を運べる人は
限られます。しかも壇上でのやりとりは、か
なり緊張が強いられますし時間の制約もある
ので、どうしても消化不良気味です。
今回の紙上座談会では三日間で7000字
という量に驚きました。政治家にとって言葉
は命ですから、その意をくみ取ろうとすれば
読むのに時間がかかります。「自治体像」「政治
姿勢」「政策課題」とテーマも良く整理されて
いました。
二人の発言には共に誠実さがあふれていま
したが、これも新聞社とか司会者への信頼感
があったからでしょう。この企画を公開でや
ったら…と、ふと考えました。さてこれだけ
の判断材料を得たのですから、あとは有権者
の出番です。しっかり選んで下さい。
2009年10月19日月曜日
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