2009年10月19日月曜日

候補者が見える 紙上座談会

 八戸市長選の告示を控えた十六日、某紙に
立候補予定者の座談会が載り、ひと目見ただ
けで素晴らしい企画だと分かりました。行政
のリーダーを選ぶためにさまざまな機会が用
意されていますが、いずれも欠点が多かった
からです。


 支援者だけ会合では威勢のよい主張とガン
バローがメインですし、選挙戦で街中にこだ
まするのは名前の連呼です。誰を選ぶか決ま
っている人も迷っている人も、候補者の主張
をよく聞きくらべたいと思っています。



 そんなニーズに応えて十二日には公開討論
会が開かれましたが、会場に足を運べる人は
限られます。しかも壇上でのやりとりは、か
なり緊張が強いられますし時間の制約もある
ので、どうしても消化不良気味です。 


   
 今回の紙上座談会では三日間で7000字
という量に驚きました。政治家にとって言葉
は命ですから、その意をくみ取ろうとすれば
読むのに時間がかかります。「自治体像」「政治
姿勢」「政策課題」とテーマも良く整理されて
いました。



 二人の発言には共に誠実さがあふれていま
したが、これも新聞社とか司会者への信頼感
があったからでしょう。この企画を公開でや
ったら…と、ふと考えました。さてこれだけ
の判断材料を得たのですから、あとは有権者
の出番です。しっかり選んで下さい。    

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